取材・執筆:相川有希子
紙ペン、P-BOXの生産・検品とブリスターパックや真空パックなどの委託加工をしています。
お客様のご希望に合わせた製品作りをしており、なかには機械作業では扱えないデリケートな物もありますので、手作業での製造が中心になります。
お客様からお褒めの言葉を頂いた時はうれしいですね。なかでも「イメージ通り、理想的な出来栄え」と言って頂いた時は最高の気分です。
トレーやブリスターパックなどを製造しています。プラスチックフィルムに熱をかけ、金型に合わせて成型する真空成型です。
生産管理の人間をおいて、お客様の急な発注にも出来るだけ沿えるように心がけています。品質の面においては、担当別に2回、計10項目のチェック項目において検品し、不良品を出さないようにしています。毎月第4土曜日には、問題点やクレームなどの改善会議を行い、全員共通意識をもって生産出来るようにしています。
お客様のイメージ通りに仕上がる製品を作りたいですね。プラスチック成型の美しさは、機械によっても変わりますが、オペレーターの技術によっても違ってきます。他では出来なかった成型加工が弊社で綺麗に仕上がると、「やった!」という気持ちになりますね。仕事をしていて嬉しい瞬間です。
ダンボールと特殊フィルムの緩衝材全般を取り扱っています。J1-BOXやオルピタなどの商品を作っています。
やはり、クレーム製品を出さないことですね。この緩衝材は、特殊フィルムとダンボールの接着が命です。キズ、汚れはもちろん、特殊フィルム接着に関しては、細心の注意を払っています。また、納期を守ることも大切です。高品質の製品をお客様の希望にそった納期に納められるのが、嬉しいことでもあります。
工場内にISO9001管理責任者がいるので、万が一クレームが出た場合は再発防止対策書を作り、従業員全員で共有しています。今後、同じような不良品が出ないよう、原因を追及しています。
CAD/CAMを利用した金型製造の他、デザインや紙器設計など、各部門に専任スタッフを配し、企画・開発、設計から試作品まで、商品の「カタチ」を創り出す、全工程に携わっています。
お客様のイメージを製品に盛り込む作業に責任と誇りを持っています。見た目の美しさや機能性、コストや製造効率という一見相反するニーズを両立させ、技術向上とアイディアを産み出すよう心掛けています。
多目的ケース『ハコ・ピー』やディスプレイケース『そらばこ』などのパッケージだけでなく、合紙(厚紙)のブックカバー『くるまり』など文具やノベルティグッズも開発しています。最近では、『花器発送用J1-BOX』が日本パッケージングコンテスト輸送包装部門賞を受賞しました。
"明日のスタンダード"を世に送り出せたらいいですね。まだ存在しないモノを開発し、ジャパン・プラス発信で多くの人に使っていただき、やがて未来では誰もが知っている、無くてはならないモノとなっていたとしたら、こんなに素晴らしい事はありません。
お客様の要望をヒアリングし現場に伝え、商品を作っていく営業の仕事です。会社で扱っている商品全てを担当するので、商品知識も大事です。
お客様の要望を理解して、こちらの意見を押しつけすぎないように提案していくことです。商品知識や、技術面での知識も大事なので、日々勉強ですね。
また、お客様の商品がまだ出来上がっていない場合もあります。図面の商品を想像して、それにあったパッケージを提案するのは難しいですが、やりがいもありますね。自社で全て製造しているというメリットを活かして、現場の人間と細かく打ち合わせし、より良いものを提案するようにしています。
そうですね。できるだけ細かく打ち合わせするようにしています。出来上がった製品がドラッグストアなどで、お客様に選ばれているところを見ると、本当に嬉しく感じます。これからも新鮮で面白いパッケージを提案していこうと思います。
> ヒトモノコト > ヒト
Copyright © JAPAN PLUS All rights reserved.